スタッフブログ

こんにちは、プロタイムズ神栖大野原店です。

私たちは茨城県神栖市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。

「最近、家の外壁にひび割れを見つけたけど、放っておいても大丈夫かな?」

築10年以上が経過した住宅では、外壁にひび割れが見られるようになります。ひび割れを見つけると、すぐに補修するべきか、ひどくなってから補修すればいいのか迷うところではないでしょうか。

ひび割れは、放置すると雨漏りや構造的損傷に繋がり、住宅の寿命を縮めるだけでなく、住んでいる人の安全や健康を脅かす可能性もあります。

この記事では、外壁のひび割れを見つけたときの対処法や放置するリスク、補修費用の相場、さらに適切な補修方法について解説していきます。

この記事を見ることで、

  • ひび割れの放置リスクと対処法
  • ひび割れ補修の費用相場
  • 外壁を長持ちさせるメンテナンス方法

がわかるようになります。

神栖市で外壁のひび割れにお悩みの中は、ぜひ参考にしてください。

あなたの家はどのタイプ? ひび割れの種類をチェック!

外壁のひび割れは、幅や深さなどによって大きく3つに分類されます。

まずは、ひび割れの種類と原因について確認しておきましょう。

ヘアークラック(軽度なひび割れ)

「ヘアークラック」とは、幅0.3mm以下の軽度なひび割れを指します。

ヘアー、つまり髪の毛ほどの細いひび割れなので、ひとまず経過観察で問題ありません。次回、塗り替えをするときに補修をすれば大丈夫ですが、ひび割れが大きくなっていないか定期的にチェックする必要があります。経年劣化のほか、塗装の際に乾燥時間が適切でなかった可能性があります。

また、弾性素地(外壁の下地に柔軟性を持たせた素材)の上に硬い性質の塗料を使用すると、塗膜の動きに追従できずヘアークラックが生じやすくなります。

構造クラック(大きめのひび割れ)

建物の構造的な問題や、地盤の状態によって建物が不均一に沈む「不同沈下」などが原因で引き起こるひび割れを「構造クラック」と言います。構造的な欠陥により建物が大きく揺れたり、歪んだりすると、その力が外壁に伝わってひび割れを起こします。

幅0.3mm以上、深さ5mm以上の大きなひび割れは、建物の強度が低下している危険性があります。早急に補修を検討しましょう。

施工不良によるひび割れ

外壁塗装をする際に施工内容に不備があった場合も、ひび割れが発生することがあります。もし外壁塗装を行なって数か月から1年ほどでひび割れが発生していたら、施工不良が疑われます。なお、施工不良の要因としては、塗料の乾燥不足や誤った塗料の選定による影響などが考えられます。

こんなひび割れは要注意! 危険信号を見極める

ひび割れの進行具合によって、補修が必要かどうかを見分けることができます。
軽度なものから重度なものまで、どのような違いがあるのかチェックしておきましょう。

ひび割れの幅、深さ、長さによる危険度の違い

ヘアークラックのような幅0.3mm以下のひび割れなら危険度は低く、すぐに対処する必要はありません。ただし、今後進行する恐れがあるため、ひび割れの状態をこまめにチェックしておきましょう。

幅1mm以上、またはひび割れに段差が生じている場合は、補修が必要です。構造上の問題がある可能性も否定できないため、専門家に依頼して外壁とともに下地や構造部分も調べてもらうと安心です。

幅3mm以上、深さ4mm以上のひび割れは、すぐに補修が必要です。建物内部にまで浸水している恐れがあるため、専門家へ相談しましょう。

表面的なひび割れと構造的なひび割れの見分け方

表面的なひび割れとは、塗膜や仕上げ材などに現れる比較的浅めの亀裂です。外壁表面の症状であり、建物の構造に影響を与える可能性は低く、ほぼ見た目だけの問題と言えます。

一方、構造クラックは、建物の構造部分まで入り込むような深い亀裂になります。建物の耐久性や安全性に悪影響を及ぼす可能性があり、放置するとたいへん危険です。大規模な補修をすることになれば、かかる費用と時間は外壁塗装の比ではありません。

専門家による診断の必要性

外壁のひび割れの状態から、劣化の危険度をある程度の見極めることは可能です。ただし、見た目以上に劣化が進んでいるケースもあるので、ひび割れを見つけた時点で専門家の診断を受けたほうが適切な対処ができるでしょう。ひび割れの種類や発生箇所によっても対処方法は異なるので、家を長持ちさせるためにも専門家に任せたほうが安心です。

当店では、外装劣化診断士による建物診断を無料で承っています。

ひび割れが気になるときは、お気軽にご相談ください。

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外壁のひび割れ、放置するとどうなる?

引用:プロタイムズ神栖大野原店

外壁のひび割れを補修せずに放置してしまうと、次のようなリスクが発生します。

  • 雨漏りによる建物の腐食
  • 断熱性の低下による光熱費の増加
  • 建物の強度低下による倒壊リスク
  • 資産価値の低下

雨漏りによる建物の腐食

外壁は、表面に塗料を塗ることで防水性を持たせ、外壁材から雨水が浸入するのを防いでいます。しかし経年劣化などによって徐々に塗装が劣化し、防水性も低下していきます。ひび割れを放置していると、外壁材から継続的に雨水が浸入してしまい、雨漏りや建材内部の腐食を引き起こしかねません。

断熱性の低下による光熱費の増加

ひび割れから雨水が浸入し続けると、断熱材が腐食してしまい断熱性が低下。冷暖房の効率が悪くなり、光熱費が増えてしまう恐れがあります。

建物の強度低下による倒壊リスク

ひび割れが重症化した場合、雨水の浸入により建材が劣化。建物の強度が落ちるため、地震が起きると倒壊するリスクが高まります。特に、構造クラックは建物の強度に直結するため、早急な補修が必要です。

資産価値の低下

雨水が浸入し建材の腐食や断熱性能の低下が進んだ住宅は、耐久性の低い建物と判断され、資産価値が下がってしまいます。さらに、外壁にひび割れがあると外観が損なわれ、古びた印象を与えてしまいます。住宅の第一印象が悪くなるため、売却時に買い手が付きにくくなります。

自分で直せる? 外壁塗装会社に依頼すべき? ひび割れの対処法

幅1mm以上のひび割れは、下地や構造部分にも何か問題が発生している可能性があるため、自分で補修するのは避けたほうがいいでしょう。専門の会社に調べてもらうことをおすすめします。

幅0.3mm以下の軽微なひび割れであれば、自分で応急処置ができます。補修方法には、セメントチョークを塗り込むチョーク式や、セメントの粉を噴射するスプレー式があります。

ホームセンターなどで手に入れやすいシーリング材(充填剤)を使った補修方法もおすすめです。シーリング剤は、目地や隙間などに充填する合成樹脂、または合成ゴム製のペースト状の補修材です。種類によって用途や使用する場所が違います。

ご自宅のひび割れに適したものを選んで使いましょう。

アクリル系
補修箇所
ALCパネル目地、サッシと壁の隙間、モルタル
特徴
  • 硬化するとゴムのような弾性体になるので湿った箇所にも使用可能
  • 新築時のALCパネルに使用されるが、耐久性が低く、改修時にはあまり使用されない
  • ウレタン系
    補修箇所
    ALCパネル目地、石材スレート、コンクリート、木材、金属
    特徴
  • 優れた耐久性を持つが、紫外線に弱い性質があるため、塗料を上塗りして保護するのが一般的
  • シリコン系
    補修箇所
    窯業系サイディング目地、アルミサッシ回り、ALCパネル目地、金属サイディング目地、大理石、モルタル、コンクリート
    特徴
  • 耐久性に優れているが塗膜との密着力が弱く、上から塗装するケースでは用いない
  • 紫外線に強く、乾燥した後は、ほこりや汚れがつきにくい
  • DIYによる補修はあくまで応急処置となります。応急処置後は、補修のプロである塗装会社に依頼して適切な処置をしてもらいましょう。

    当店も無料で建物診断を行なっています。ぜひご相談ください。

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    ひび割れ補修の費用相場と注意点

    ひび割れの程度によっては、外壁塗装と合わせて補修を行なうことが必要になります。

    ここでは、ひび割れ補修と外壁塗装の費用相場を解説します。

    ひび割れ補修の費用相場

    ひび割れの種類や補修方法によって、費用は大きく変動します。

    ひび割れの種類
    費用相場
    ヘアークラック
    100~600円/㎡
    構造クラック(幅0.3~1mm)
    2,800~3,800円/㎡
    構造クラック(幅1mm以上)
    4,000~6,300円/㎡

    ヘアークラックの補修の場合、シーリング材充填なら1か所あたり数百円〜数千円程度で済みます。

    構造クラックの補修法には、Uカットシーリング工法、注入工法などがあり、費用相場は数万円〜数十万円程度になります。

    なお、会社によって価格設定が異なるため、複数社に見積りを依頼して比較検討することが重要です

    外壁塗装の費用相場

    建物の大きさ、形状、階数、使用する塗料の種類、塗装方法によって費用は変動します。神栖市の30坪程度の2階建て住宅の費用相場は約80万円〜130万円が目安です

    ただ、費用を抑えたくても、見積りが安すぎる会社には注意しなければいけません。手抜き工事のリスクが生じる可能性が高いからです。

    適切な価格を提示してくれる会社を選ぶことが大事です。

    当店でも外壁塗装プランをご用意しています。

    シリコンプラン

    使用塗料:プレミアムシリコン

    耐久年数:14年~16年

    保証年数:7年

    価格(税込):70.2万円〜

    フッ素プラン

    使用塗料:超低汚染リファイン2000MF-IR

    耐久年数:20年〜

    保証年数:10年

    価格(税込):81.2万円〜

    無機プラン

    使用塗料:無機ハイブリッドウォール

    耐久年数:25年〜

    保証年数:10年

    価格(税込):91.2万円〜

    詳細はこちらからご覧いただけます。

    こちらの記事もあわせてご覧ください。

    ひび割れを予防! 外壁を長持ちさせるメンテナンス方法

    ひび割れなどの劣化症状を早期発見するためには、こまめに外壁をチェックすることが大切です。以下のポイントを確認し、必要に応じて専門家による診断・補修を検討しましょう。

    ひび割れの有無を確認

    • ヘアークラック(幅0.3mm以下)
    • 構造クラック(幅0.3mm以上)
    • 段差のあるひび割れ

    塗膜の劣化をチェック

    • チョーキング現象(白い粉が手につく)
    • 塗膜の剥がれや浮き

    シーリング材の劣化

    • シーリング部分のヒビ・剥がれ
    • 触ると弾力がない、硬化している

    外壁の汚れ・カビ・コケの発生

    • 外壁に黒ずみや緑色のコケが発生
    • カビや藻が広範囲に広がっている

    定期点検は、前回の塗装から1年、3年、5年の時期に行なうのが一般的です。新築してから一度も塗装したことがない場合は、築10年が塗り替え時期の目安とされているため、築10年以上の方は、早めに専門家に相談することをおすすめします。

    当店では、無料でご相談を承っております。プロが徹底的に建物を診断し、ご自宅のひび割れに合った補修方法や塗料をご提案いたします。

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    外壁のひび割れに関するご相談は、プロタイムズ神栖大野原店へ!

    外壁のひび割れの放置は、雨漏りや建物の腐食、光熱費の増加や資産価値の低下をもたらす恐れがあります。

    軽度の症状であれば自分で応急処置することも可能ですが、基本的にひび割れ補修は専門家に任せることをおすすめします。家の寿命を伸ばすことにもつながるため、定期的に点検を行ない、必要に応じて補修を依頼しましょう。

    プロタイムズ神栖大野原店でも無料の建物診断を行なっています。まずはお気軽にご相談ください。

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